のぼり旗の【破れ・汚れ】注意すべき点は?
安価な宣伝ツールとして人気なのぼり旗ですが、街中でよく「破れや汚れ」が目立つのぼり旗を見かけます…
広告宣伝のため使用しているにも関わらず、状態が悪いと逆にお店や会社のイメージダウンにも繋がりかねません。
ほつれ防止の三巻縫製や生地変更、取り扱い方法の見直しなどで、常にキレイな状態で使用・かつ作り直すコストを抑えていけると◎かと思います。
なぜ破れや汚れが出てしまう?
のぼりは通常、周囲を高熱のカッターで生地を溶かしながら裁断する「ヒートカット」を行って糸のほつれを防止しており、のぼりマートでも基本仕様として無料で行っています。
しかし、人の手や体に触れる機会が多かったり、のぼり同士や他の設置物と擦れる設置場所、風が強い地域などではヒートカットだけではどうしてもほつれ・破れの可能性が高くなってしまいます。
汚れについては、交通量の多い道路沿いなどでは車の排気ガスの影響で付きやすい傾向にあります。
また、蛍光色ののぼりや薄い色は一般的に色落ちしやすく、特に夏場の紫外線が強い時期などは色落ちが早くなり見映えが悪くなってしまいます。
破れ・汚れへの対策
破れやほつれの対策として効果的なのが「三巻縫製加工」です。
のぼりの周囲を三つに巻いてミシンで縫うことで、通常よりも破れやほつれを防止することが出来ます。
また、のぼり旗の生地は通常、薄く風になびきやすく色の裏抜けが良い「ポンジ」を使用しますが、耐久性を高めるためポンジの約2倍の厚みがある「トロピカル」へ変更することも可能です。
汚れの対策としては、夜間など閉店時には室内にこまめにしまっておくだけでも、汚れの付き具合はかなり変わってきます。
なお、洗濯は色落ちにも繋がるためあまりオススメはできませんが、何か目立った汚れが付着してしまった場合などは漂白剤や柔軟剤は使わず、かつ摩擦をしすぎないよう「軽く水で手洗い程度」で行うと良いと思います。
色落ちについては、夏場に長期間野外に出しておく場合等には製作時に「色落ちを考慮した配色」を取り入れるのも効果的です。
期間限定で使う場合
設置環境にもよりますが、のぼり旗の寿命は一般的に「約3ヶ月」と言われています。
キャンペーン・期間限定の訴求で使用期間が短期になる場合は、生地変更・オプション加工にコストをかけ過ぎずある意味消耗品として考え製作していくのも良いと思います。
一定期間が経過したらほつれ・破れ・汚れは発生してしまうものとして考え、作り直すことでキレイな状態を保ち続けることも大事です。
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