のぼり旗の寿命・交換時期・耐用年数は?
のぼり旗は屋外に設置することが多く、直射日光や雨・風にさらされることから「どのくらいの期間持つのか?」ということは気になるポイントかと思います。
他の広告ツールに比べて比較的安価で制作できる点もメリットである「のぼり旗」ですが、お店であればお客様に対しての「顔」となる部分と言えますので、一般的な寿命の目安を把握し常にキレイな状態で・かつコストを抑えつつ掲出していきたいところです。
ズバリ、のぼり旗の寿命は?
一般的にのぼりの寿命は「約3ヶ月」と言われています。
生地の耐久性、補強加工の有無・設置環境にもよりますが、実際どれくらいが目安でしょうかとご質問頂いた際は3ヶ月程度、とお答えしています。
のぼり旗を長持ちさせるには?
のぼりを長持ちさせるにあたって、のぼりの傷みや消耗にはどんなものがあるかと言うと…
- ほつれ
- 汚れ
- 色落ち
この3つがあります。
1.のぼり旗のほつれ
のぼりは通常、周囲を高熱のカッターで生地を溶かしながら裁断する「ヒートカット」を行って糸のほつれを防止しています。
人の手や体に触れる機会が多い、のぼり同士や他の設置物と擦れる設置場所である、風が強い地域などは、ほつれ(破れ)の可能性が高くなるため、のぼりの周囲を三つに巻いてミシンで縫う「三巻縫製加工」で通常よりもほつれを防止することもオススメです。
基本的にヒートカットは無料(基本仕様)で、三巻は有料オプションであることが多く、各サイトでその価格も若干異なります。
2.のぼり旗の汚れ
のぼりの汚れについては車の排気ガスの影響が大きく、国道沿いと全く車の通らない所では大幅に変わります。
夜間など閉店時には店内にこまめにしまっておくだけでも、汚れの付き具合はかなり変わってきます。
なお、洗濯は色落ちにも繋がるためあまりオススメはできませんが、何か目立った汚れが付着してしまった場合などは漂白剤や柔軟剤は使わず、かつ摩擦をしすぎないよう「軽く水で手洗い程度」で行うと良いと思います。
※通常、のぼりは雨や軽く手洗い程度では色落ちしないように印刷されています。
3.のぼり旗の色落ち
蛍光色ののぼりや薄い色は一般的に色落ちしやすいと言われています。
特に、夏場の紫外線が強い時期などは色落ちが早くなる可能性があるため、オリジナルのぼりを作る際には「色落ちを考慮し配色」する事もオススメしています。
キレイなのぼり旗で効果UP!
基本的には屋外で使うことを前提とし耐久性に考慮して作成されているのぼり旗ですが、目安としては約3ヶ月を寿命・交換時期と考え、常にキレイな状態で利用することが望ましいです。
キャンペーン・期間限定の訴求に使うのであればある意味消耗品として考え、可能な限り長く使いたい場合であれば生地変更・オプション加工なども検討・相談してみるとよいと思います。
今回は、一般的にのぼり旗はどのくらいの期間使えるか?という点についてお話させていただきました。